浮体式陸閘ゲートLOCKAGE GATE

技術の概要

本技術は、河川堤防の開口部に設置される陸閘ゲートです。

通常は人力による開閉操作を行い、非常時には扉体の浮力により閉扉し河川の増水等による浸水被害を軽減します。また、地下施設の入口に設置する防水扉や防潮堤の陸閘ゲートとしての応用も可能な技術です。

技術の特徴

浮体式陸閘ゲート
1扉体
浮体構造のため、外水位の上昇により浮上し、起立閉扉します。
輪荷重は、T-25 A活荷重(10tf/1輪)対応です。
2ロック装置
全閉時にはロック装置が自動で働き、起立状態を保持します。
ロック装置をフリーの状態で使用することも可能です。
3側部水密ゴム
2重構造としました。
3-1/中間起立状態での水密・側部ゴム(Y断面)
3-2/全閉状態での水密・全閉衝撃吸収 -側部バッファゴム(D断面)
4連結方式
扉体と下部戸当りを連結する支承装置をゴム連結方式としました。
無水起立操作時の保護対策として、連結ゴム保護装置を装備しています。
万一の事故防止のため、流出防止装置を設けています。
5開閉装置
手動操作により、任意の起立·倒伏の開閉が可能です。
通常は注意報や警報に合わせて、機側操作により開閉できます。

※上記の34については特許出願中

従来技術との比較

従来技術 浮体式陸閘ゲート
構造 before after
操作性 昼夜を問わず機側操作による開閉操作が必要となる。
また、自動化を図るには設備の電動化と高価な津波センサーとの連動が不可欠となる。
通常は機側操作による開閉操作ができる。
危険な状況下やライフラインの断絶等が発生した場合には水位により自動閉扉するため、操作は不要となる。
維持管理 自動閉扉をさせるためには電動化が不可欠となり、電気代や機器のメンテナンス費用が必要となる。 基本的には電動化が不要なため、電気代や機器のメンテナンス費用は安価で済む。
安全性 人力操作の場合は昼夜を問わず、機側操作による開閉操作が必要である。
水密性を確保するためには締め付け金具による扉体と戸当りの締め付け操作が必要となり、操作時間が長くなるため操作員の安全性が確保できない。
万一の場合には操作員の避難が優先可能で、かつ、浸水直前まで避難経路を確保することができる。
施工性 戸当り部は箱抜きの二次コンクリート施工となる。 戸当り部は本体コンクリートと同時施工となるため、下部工工事の工程短縮が図れる。
経済性 建設費は、人力操作式を標準とした場合100% 建設費は、従来技術と比較して、6.64%の向上
(電動と比較すると、約35%程度向上)
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